AR Tech Blog

AR(Augmented Reality)を無料で簡単に作成する方法を紹介します。

AR作成講座 第3回「ARの作成に使うアプリケーション」

 

今回はARの作成にどのアプリケーションを使うかについて説明します。

 

現在、ARの作成に利用できるアプリは様々ありますが、そのほとんどは有料です。

 

しかし、無料で個人利用が可能なアプリも有ります。

代表的なものは「Vuforia」「Junaio」「Layar」「Aurasma」の4つです。

 

上記のアプリを簡単に説明すると,

 

「Vuforia」 :プログラミングの知識のある人向け。

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「Junaio」 :Appleに買収されてしまった。

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「Layar」 :使いやすいが、無料で利用すると広告が表示される。

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「Aurasma」:誰でも簡単に無料でARを作成できる。

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ということで、ARの作成にオススメするのは「Aurasma」です。

無料で簡単にカスタマイズARを作成したいなら、

「Aurasma」を使っておけば間違いありません。

そして、このAR作成講座で紹介するアプリも、当然ながら「Aurasma」です。

 

次回は「Aurasma」のID登録方法などについて説明します。

ご期待ください。

 

AR作成講座 第2回「ARをどう利用するか?」

 

前回は、ARの概要について説明しました。

今回は「「ARをどう利用するか?」について紹介します。

 

まず、下記の3つの例をご確認ください。

 

例 01:ARでパッケージが動きだす


広瀬すず ARアプリで『一平ちゃん』のフタの上に召喚 NEWS 2015.8.17

『一平ちゃん』のフタにスマホをかざすと広瀬すずが出現します。

 

例 02:ARでビデオメッセージをカードで送る


BEAMS AR CARD【ビデオメッセージをカードで贈ろう】

AR(拡張現実)機能を活用した、動くグリーティングカードです。

 

例 03:ARで動く年賀状に進化させる


【いま話題の!】サプライズ!動く年賀状【AR】

年賀状にスマホをかざすと、動画が表示されます。

 

この様にARを利用することで、
テクノロジーの力で人間の認識を拡張することが可能になります。
しかも、ARはアイディア次第で様々なことに応用可能です。

 

ということで、次回からいよいよARの作成方法について説明を開始します。
ご期待ください。

 

 

AR作成講座 第1回「AR(Augmented Reality)とは?」

 

皆さんはARをご存知でしょうか?

ARというのはAugmented Realityの略で、日本語に訳すと拡張現実という意味です。

なので、ARとは「現実を拡張するもの」と理解すると分かりやすいと思います。

 

では、このARを「どの様に利用するか?」についてですが、

まずこの動画をご覧ください。

 


IKEA 2016 Catalogue: Augmented Reality

 

この様に、ARを利用することで、

デジタルの世界と現実とを融合させることが可能になります。

その空間から驚き、感動、楽しみ、をもたらすことができるのです。

 

しかし、カスタマイズしたARの作成にはプログラミングなどの知識が必須で、

もし業者に頼んだとすると多額の金額が必要になってきます。

 

そこで私が紹介したいのが、無料で簡単にカスタマイズしたARを作成する方法です。

次回からは、その方法について詳しく説明していきたいと思います。

ご期待ください。